アメリカと日本とインドとサステイナブル

アメリカに住んでて、でも日本とインド(夫)の影響を深く受けながら、みんなの環境問題への意識を高めようと大学で教えながらの生活で、シェアしたい事をいろいろ書いています。大学留学しようと思ってる方、仕事でアメリカに転勤になる方、アメリカの生活ってどんな?と思う方、環境問題に関心のある方、インドに興味のある方、国際結婚に興味のある方、またその他たまたまた立ち寄ってくださった方。気分転換を目指しています。前向き思考を目指しています。ぜひ読んで下さい!

環境問題 その4 人口問題 (World population)

今現在、世界人口は75億人(7.5 billion)です。2050年にはこのままいくと何人になると思いますか?アメリカの国勢調査のサイトをのせます。

https://www.census.gov/popclock/

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ページをあけてください。大きなカウンターが二つあります。左のはアメリカの人口の変化。右のは世界人口の変化です。世界人口、ものすごい速さで増えてるのを見る事ができます。

このままいくと、2050年には100億人(10 billion) に達する言われています。100億人?そんなにたくさんの人達を支えるだけの、水、食べ物、資源はいったい地球にあるのでしょうか?

今の時点で、世界人口1位は中国(13.5億、1.35 billion),2位はインド(13億 1.3 billion) そして3位はアメリカ(3.3億 330 million)です。2位のインドと3位のアメリカには10億人の差があります。インドはすぐに中国を追いつけ、追い越し、世界一位の人口をもつ国になるでしょう。なぜだ中国の人口増加率は抑制できたのでしょう?

中国の一人っ子政策の話をしましょう。中国は1970年代後半、一人っこ政策に踏み切りました。この政策はその後35年間つづきました。これは前例にない大規模な国による”実験”でした。中国政府のやり方にはいろんな意見もあるでしょう。ただ、人口増加を食い止めるという点のみでいえば、一人っ子政策は成功でした。合計特殊出生率(Total Fertility Rate, TFR) でいえば、一人っ子政策前と後では、TFRは5.8人から1.7人に減りました。合計特殊出生率とは、一人の女性が彼女の一生の間に産む子供の数のことです。

TFRが5.8人の時は、子供の数がどんどん増え、その子供がいずれ大人になり、また同じように5~6人の子供をもつ。よって人口はどんどんどんどん増えていくわけです。

TFRが1.7人の場合はどうでしょう?子供の数は親の数より少ないのです。そして、その少ない子供達がじきに大人になりさらに少ない数の子供を作る。つまり、人口の増加は食い止めらているわけです。

さてインドはどうでしょう?ちなみに、私の夫はインド出身です。初めて会ったときは、”カレーって毎日食べるの?”なんて聞いたものです(笑)ちなみに、こういう質問をインド人にすると答えは必ず、”NO”です。でも、日本人からすると絶対に”YES!”です。

違いは、”カレー”の定義違いのせいです。インドではカレーはスープ状のものをいいます。なので、ドライカレーなどというものは存在しないのです!日本人からすれば、カレー粉を使ってるものはすべてカレー。ドライだろうが液体状だろうが関係ない。今ではアメリカ人となった我が家のP君は毎日ごはんを自分でつくります。なすのカレー粉和え、カリフラワーのカレー粉痛め、チキンのカレー、などなど、全て”カレー”です!(笑)

話を戻します。インドは民主主義国家です。つまり、中国のように国のいいなりにはなりません。ではさあ、どうしましょう。続きは次のブログで書きます!

終わりに、また面白いビデオをみつけたので、シェアしたいと思います。最初は丸印がゆっくりと増えていきますが、4分くらいからの人口増加の速さ。ワオー!となると思います!

https://www.youtube.com/watch?v=khFjdmp9sZk

 簡単な訳は以下の通りです:

”食べ物や、石油燃料は無限には存在しません。でも、人口はものすごい速さで増えています。この地図は、西暦1年から今日までの世界人口増加の様子と、2050年までの予測される人口の増加の状態を表したものです。黄色い丸印は、100万人を表します。人口が密集していない地域では、その地域の中間地点に丸印を置いています。C.E.は西暦と同じです。C.E. 2010は西暦2010年です。”